2020.06.14
こんにちは、営業の松沢です。
6月も半ばとなり、「WITHコロナ」から「Afterコロナ」へという言葉をよく聞くようになりました。
都市圏の企業もいよいよ活動を再開し、「Afterコロナ」に向けた商談なども増えてきました。
さて、今年の採用活動は進んでいますか?
先日、いい人材が長野にも戻ってきていますというお知らせ[今こそ! 採用実施のとき 〜新型コロナ 内定取り消しについて考える〜]をしましたが、現在、企業側の採用活動の停滞が顕著になっているそうです。
リクルートキャリアの調査によると、6月1日時点での学生の就職内定率は56.9%。昨年が70%を超えていたことと比べると少ないですね。
出典:リクルートキャリア「就職プロセス調査(2021年卒)「2020年6月1日時点 内定状況」 就職内定率は56.9%、前年同月比-13.4ポイント。2ヶ月連続で前年同月を下回り、採用活動後ろ倒しの影響が出ている」
それというのも、全国の中小企業のうち“専任”の採用担当がいる会社は、たったの5%程度。
残りの企業は、総務や経理あるいは経営者自身が採用活動を片手間に行なっていると言われています。
そのため、コロナ渦で「テレワークの整備」「助成金申請の対応・資金繰り」などに追われ、
“採用どころではない”企業が多かったことは容易に想像ができます。
さらに2020年は「説明会」と名のつくイベントはすべて中止。対面面接もしっかり対策ができなければNGの空気感。
どちらも、WEB開催へ移行していますが、対応できていない企業がすごく多いです。
「毎年、採用活動をしてきたけど今年はやらない」
「人を採る、余裕がないと思う」
本当にそれでいいのでしょうか。
いい人材がいる時期なのに? チャンスなのに?
採用活動は「相性」によるところが大きく、ライバル社と人材の取り合いになる可能性があります。
ですから「人材が必要だけど、コロナだからやらない」というのはNGなのです。
3月〜6月まで、経済活動が滞っていたせいで、採用活動はこのあと9月に向けて加速的に進むだろうと、とある採用コンサルタントが話していました。
いま、3月にアプローチのあった学生たちのフォローをやっと開始する、そんなタイミングが来ているそうです。
正しいフローで WEB説明会を実施し、WEB面接を行い、採用するにはどうしたらいいでしょうか。
まずは、ホームページに告知を出す、Zoom等で面接ができる社内体制を整えるところからはじめます。
Indeedへの掲載など、無料版でもメディアを使うことは必須です。
このようなWEBで勝負をしなくてはならない状況になってくると、
ホームページを開設していない企業は、当然不利になってきます。
ここのページにも書いていますが、[採用を成功させる5つのポイント]
自社ホームページがない会社は「怪しい」という印象を持たれてしまいます。
自社の魅力を自ら発信しないと、他社に勝つことは難しくなっています。
安心して応募できる環境を整備するのは、企業側の責任です。
「WEBを使う」ことは、生まれたときからスマホやタブレットと付き合っている世代(学生さん)たちよりも企業がなれていない…のが実情です。
また、採用活動は「技術である」とよく言われます。
貴社は、求人票に“書いてはいけないこと”を書いていませんか?
下記の2つの求人票を見てください。双方からどの様な印象を受けるでしょうか。
仕事の内容
当社では、人事採用関連の人手が大変不足しており、事務職経験者の皆様を幅広く募集します。
・毎日の仕事は簡単です。
(1)工場での製造に関わる生産計画の立案[シフト管理、作業工程の管理]
(2)その他、製品等の商品管理全般
仕事の内容
当社では、人事採用関連の業務を任せることのできる人材を募集しております。
人事部経験者、事務職経験者の方を中心に、私たちと業務改善を行ってくださる正社員を募集しています。
(1)工場での製造に関わる生産計画の立案[業務効率化の提案、シフト管理 ]
(2)その他、製品等の商品管理
どちらの求人内容のほうが印象が良いでしょうか。
会社がスタッフのことをどの様に考えているかが、ちょっとしたところに現れてしまっています。
例えば、「人手」は、NGです。(自分のことを、ただの[手]として見ているという悪い印象を受けます。 誰でもできる簡単な仕事という印象ですが、「私じゃなくてもいいじゃん」と思ってしまいませんか。
採用が技術であるとすれば、うまくできない場合には、誰かの知識と技術を借りればいいのです。
採用のメインの期間は、新卒採用であれば9月まで。
中途採用であれば、自社の繁忙期や決算期にあわせて決まってきます。
コロナの影響を考えると、今すぐはじめたほうがいいというのが、多くの採用コンサルタントの意見です。
当社でも、採用サイトの制作や、サイト運用、採用支援を行なっています。
最近では、WEB相談会やWEB面接、LINEを使った相談開始の方法に関するお問い合わせも多くなってきました。
貴社のご予算や予定にあわせた提案を行うことができますので、一度ご相談いただけたら幸いです。